By whom~ を用いた受動態の作り方!「だれによって~されるか」
こんにちは。
今日は受動態の発展編である『By whom~ 』を用いた表現の作り方を解説します。中学生だけでなく、高校生にも役に立つはずです!参考書ではなぜそのようになるのかの成り立ちを説明していないことが多いので是非参考にして下さい!
では早速作り方を展開していきます。
①Tom invented the machine.(トムはその機械を発明した。)
これはただの過去形ですね。 次に受動態にします。
②The machine was invented by tom. (その機械はトムによって発明された。)
次にこれを疑問文にしてみます。
③Was the machine invented by Tom? (その機械はトムによって発明されましたか?)
ここまでは難しくありません。ここで③の文章では、質問する人はトムがその機械を発明したのではないかという予測が立っていますが、全く見当がつかない場合は皆さんなんていう風に質問しますか?
「誰によってその機械は発明されましたか?」
ですね。普通の疑問文から疑問詞を用いた疑問文にするには、
①分からないところを疑問詞に変えて、
②置き換えた疑問詞を文の先頭にくっつけるという方法で作ります。
よってTomを疑問詞に変えたいのですが、ここで問題になってくるのが③の文でのTomの格です。ここでのTomは前置詞byの目的語となっているので、目的格となっています。簡単に言うと、③の文章のTomは目的格なのです。
人の目的格(誰に、誰を)を疑問詞に変化するときはwhomかwhoを使います。以下の写真の上の図表の、右上のマスを参考にしてみて下さい。
INSPIRE総合英語 改訂版より
INSPIRE総合英語―高校英語の総合力完成 (シグマベスト)
よって、
Was the machine invented by whom?(Tomをwhomに置き換えた状態) ⇒❶Whom was the machine invented by ?(whomを先頭に持ってきて完成!)
Was the machine invented by who?(Tomをwhoに置き換えた状態) ⇒❷Who was the machine invented by ?(whoを先頭に持ってきて完成!)
という2タイプの文が完成しました。ところで、❶の文章は、後ろのbyを先頭に持ってくることも出来ます。そうすると、
❸By whom was the machine invented ?
という3つ目の文章の完成です!これで3つのタイプの受動態が完成しました(^^)/
このようにプロセス(過程)を重視すれば簡単に作れるので是非自分で作れるようにしてみて下さい!何か不明な点があればコメント欄へお願いします!本日もお読みいただきありがとうございました☺
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