えねぐーの日記

高校受験英語についてのブログです

~リスニングで聞き取るコツ~ 高校受験用リスニング攻略法!

こんにちは。えねぐーです。

今日は高校受験をする中学生のために、リスニングの勉強法を書いていきます。リスニングが出来ない理由を解説した後に、具体的な勉強方法とコツを書いていきたいと思います。

都立や県立を受ける方だけではなく、国立や私立の難しいリスニングが出題される高校にも対応した内容を書くので全中学生に見てほしいです。塾がリスニング対策をしてくれなくて困っている人も是非見て下さい。それではよろしくお願いします!

 

まず初めに中学生がリスニングが出来ない理由を下に列挙しておいたので、自分がどこに当てはまるか考えてみてください!

  •  そもそも基本的な文法が分かってない

これはリスニング以前の問題です。教科書レベルが分からないと、リスニングどころではないので文法と基本的な単語を勉強してからリスニング対策をしましょう。

 

  • 正しい単語の発音を知らない

Sweaterをセーターと読んでいるようでは、瞬時に聞き取ることが出来ません。正しくはスウェターで、アクセント(強く読むところ)も異なります。日々の単語学習でCDがついた単語帳を使い、正しい発音を意識して下さい。

http://www.weblio.jp/img/dict/kenej/audio/S-B1F73FC_E-B1F930C.mp3(音が出ます)

 

  • 単語の意味がすぐに出てこない

リスニング中に「この単語どういう意味だっけ…」となったらおしまいです。リーディングと違って流れる音声は君を待ってくれませんから。単語がパッと出てくるようにするために単語帳ボロボロなるまで暗記しまくりましょう。

 

高校受験のリスニングで必ず要るかと言われると少し疑問符が付きますが、英語にはリエゾンと呼ばれる特殊な音の変化が存在します。簡単に説明すると、単独で存在する音と、複数の単語が混ざり合った時では発音がかなり異なるのです。

みなさんがよく知っている例を1つ挙げると、何かを依頼するときに使うWould you~という表現がありますね。単独ならwouldはウドゥ、youはユーですが、2つの単語が組み合わさるとウドゥユーではなくウヂューという発音になりますよね?

似たようなルールが他にもいくつか存在しますが、体系的に学ぶには参考書が必要です。おすすめは、

 これです。例えば、call at なら「コール・アット」ではなく、「コーラット」と発音されることなどに慣れてきます!たくさんの例が載っていますし、そこまで時間もかからないので是非これを一度使ってみてください!

 

≪具体的な勉強方法≫

コツは英語を毎日聞くことです。教材は正直英語ならなんでも良いのですが、スクリプト(英語の原稿)を読んでもさっぱり理解できないものは避けましょう。それは語彙力や文法の知識が足りていませんから。それでは以下私がおすすめだと思う教材と学習方法を書いていきますね。

 

 

 

『英語リスニングのお医者さん 初診編』が終わったら、自分が受ける高校の過去問を一回聞いてみましょう!これでそこそこ聞けたらいいのですが、なかなかそう上手くもいかないでしょう。

ではどうすればいいのかというと、CD付の長文問題集を買って、長文読解演習とリスニングを同じ参考書を使い同時並行でまとめてやってしまうのです!おすすめは東進の安河内先生が出しているシリーズか、武藤先生が共著で出している参考書です。

 

 

 レベル1はある程度勉強した受験生からすると簡単かもしれないので、飛ばしてもOK

 

 

 全て大学受験用の参考書っぽく書かれていますが、中身はほぼ高校入試の長文から構成されている参考書なので実は中学生に一番お勧めです!

前の記事でも書いたのですが、高校入試業界は参考書の数が少なく、CDなんかなくてもどうせ中学生は買ってくれるだろ‼という出版社の態度が透けて見えます。なのでこのブログを読んでくれている中学生は、その魂胆に乗らずに上記のCD付の長文問題集を使い長文力とリスニング力を同時に伸ばしていきましょう!

 

 

 

でも買ったはいいけど、「実際CDはどう使えばいいの?」という方の為にとっておきの勉強法をお伝えします。

それは…【オーバーラッピング】と【シャドーイング】です!音声を普通に2,3回聴いて、スクリプトを見て一通りの語彙や文法、内容が確認できたら、その後に以下の勉強法を試してみてください。

 

 

オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながらCDの音と同時に英語を読んでいくことです。CDについていくだけなので、これは誰でも出来るためおすすめです。1つの文章につき3~5回くらいは最低やりましょう。

 

 

次にシャドーイングですがこれはオーバーラッピングをした後に行いましょう。なぜなら少し難しいからです。コツは必ずイヤホンをつけて行うことです。スピーカーからだとかなり難しい、というか多分ムリです。

 

具体的なやり方は、①必ずイヤホンをつけて、②CDの音声が流れた1~2秒後位を目安に影のようにCDの音を真似しながら、③ついていって発声します。オーバーラッピングの後なのでその文章に慣れているはずですが、やはり何も見ないで英語を完全に再現するのはとても難しいです。できなくても凹む必要は全然ありません。

これも1つの長文につき3~5回くらいやれたらOKです!非常に疲れると思いますが、通訳者になりたい人用に開発された勉強法なのでとても効果があります!

 

このような学習を毎日継続し、入試が近づいたら過去問の最終チェックをすれば準備万端です!

 

 

最後に身も蓋もないリスニングのコツを言います。それは継続して英語を聞くことです。ローマは一日にして成らず、英語耳は一日にして育たずです。一朝一夕ではリスニング力は身に付きません、頑張りましょう!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/