~メガフェップスとはいったい何者!?~目的語に動名詞しか取らない動詞13個暗記法~【高校受験用】
こんにちは。えねぐーです。
今日は受験で頻出の動名詞についてのお話です。
中学2年生で学習する動名詞ですが、不定詞と絡んで出題されることもあり苦手にしている方も多いかもしれません。今日はそんな動名詞で最難にして再頻出である、「目的語に動名詞しか取らない動詞全13個」の暗記法をご紹介します。全13個というのはあくまで高校受験の話ですからね!!
目的語って何ですか??っていう方は、「後ろに動名詞しか来ない動詞13個」と読み替えてみて下さい。だいたい合っています。
今回はあくまで【高校受験】に対応した暗記法なので、高校生はこの記事で中学生レベルの単語を抑えてから難しい高校範囲の単語を暗記していくという方法が良いかと思います。では本論に入っていきます。
〈高校受験で出題される可能性のある、「後ろの目的語に動名詞しか取らない動詞」全13個〉
avoid, deny, enjoy, escape, finish, give up, mind, miss, imagine, practice, put off, stop, suggest
目的語に不定詞しか取らない動詞が前向きな未来志向なイメージなのに対して、目的語に動名詞しか取らない動詞は、過去、マイナスのイメージの動詞が多いです。と言われても暗記に直接役立つかはいささか微妙な所があるので、お待ちかねの暗記法を以下記述していきますね!
暗記法①‥語呂合わせ
➡「メガフェップスでない!」
※MEGAFEPSでない!
※(imagineだけこの語呂合わせに出てこないので、別に覚える)
M‥mind 嫌がる、気にする + miss し損なう
E‥enjoy 楽しむ
G‥give up 諦める
A‥avoid 避ける
F‥finish 終える
E‥escape 逃げる
P‥practice 練習する + put off 延期する
S‥stop 止める + suggest 提案する
デナイ‥deny 否定する
★imagine 想像する
でない!まで含めて語呂合わせなので注意してくださいね。最後の!はあってもなくてもどっちでもいいです笑。
多分英語で語呂合わせと言ったらこれが一番有名なのではないでしょうか。この語呂合わせを使えばimagine以外の動詞は暗記することが出来ます。
巷では、「メガフェップスなんていうくだらない語呂合わせで暗記をされるなんてナンセンスだ!」という批判もあるようですが、私の経験では少なくとも中学英語の範囲だったら丸暗記をまずメガフェップスでない!でしてもらって、その後に問題集などで実際に使っていくというやり方が一番早くて楽で確実だと思います。
具体的な覚え方としては、とりあえず「メガフェップスでない!」を唱えて、13個の動詞が何も見ない状態で言えるようになりましょう。そうすれば問題集でこれらの動詞を発見した時に、「これはメガフェップスでない!の中に入っていたから後ろは動名詞にしなきゃ!」という注意が働くと思います。動名詞が文法問題で出てくるのはこの論点が主なので、これで動名詞を大部分攻略できるはずです。
暗記法②‥グループ別暗記法
語呂合わせはどうしても嫌だという方には動詞をグループに分けて、暗記してもらいます。※印はそれぞれのイメージです。
❶逃避系
avoid(避ける)※逃避の避ける
miss(し損なう)※逃避の逃す
escape(逃げる)※逃避の逃げる
put off(延期する)※現実から逃避したいから延期する
deny(否定する)※逃避➡否定
❷中断系
give up(諦める)※諦めて中断する
finish (終える)※終わったので中断する
stop(止める)※止めるので中断する
❸反復系
practice(練習する)※練習は何度もするもの
mind(嫌がる)※嫌なことが頭で反復してしまっているイメージ
enjoy(楽しむ)※趣味などを何度も楽しむイメージ
imagine(想像する)※想像や妄想が頭の中で反復するイメージ
suggest (提案する) ※何度も何度も先生に提案するイメージ
こじつけっぽいものもあるかもしれませんが、一応3つのグループに奇麗に分けることが出来ました!この方法で暗記をしようとする人は、逃避っぽい動詞、中断っぽい動詞、反復っぽい動詞は目的語に動名詞を取るんだったなー!ということをしっかり暗記しましょう。
今回2つの方法を紹介しましたが、やはり私のお勧めは①のメガフェップスでない!という暗記法です。なぜなら暗記の漏れが少なくなりますし、入試会場で迷ったら全部書き出してみて確認できるという最終手段に打って出ることが可能ですから。(そのためにも全部書き出せる訓練を日頃から行いましょう)
ちなみに今回の13個の動詞は私が独自の視点で高校受験で出る可能性がある程度あるものを選定させて頂きました。私の手元の中学生用の単語帳ではdeny以外は掲載されていました。avoidとdenyは難関高校でしか出題されないでしょうが、覚えておいて損はないのと、語呂合わせがキレイに決まるので(笑)入れされて頂きました。
なお混乱を避けるために追記させて頂きますが、stopは後ろに目的語を取りたいとき(つまり○○を止めるという意味の時)は不定詞の名詞的用法は使えず、動名詞を取ります。この点でstopの後ろには動名詞が来るということは正しいです。
しかしながら、stopは後ろに副詞的用法の不定詞を置いて××するために立ち止まるという用法が存在します。この時には後ろに不定詞を取るので、この時は不定詞を取ることになります。注意してください!
ということで今日は文法というか語法の記事でした!本日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/