付加疑問文、否定疑問文の答え方【中学1年生でも分かる】
こんにちは。えねぐーです。
今回は、付加疑問文、否定疑問文の答え方について解説していきたいと思います。
付加疑問文っていうのは、
He is right,isn`t he?ー(彼は正しい、よね?)
っていう感じで、肯定文の後ろにいろいろくっつけて「~だよね!?」というニュアンスを出すための文法です。
否定疑問文も同じような雰囲気の文法で、
Isn`t he right? ー(彼は正しくないの?)
という風に、普通の疑問文にnotを入れて、否定形の疑問文を作り上げてしまう文法です。
どちらも作り方は参考書などの必ず載っていると思うので、時制や主語に注意すればみなさんが作ることは簡単だと思います。
ここで問題なのは答え方です。日本語と異なってしまうので非常にややこしい時があるんですね。具体例を使ってみていきましょう。まずはややこしくない例から。
ややこしくない例
He is a student,isn`t he?ー(彼は生徒、ですよね?)
Yes,he is.ー(はい、そうです。)
No,he isn`tー(いいえ、ちがいます。)
これは、日本語と全くズレがないので、答えるときに混乱せず別にややこしくありません。
ややこしい例
He isn`t a student,is he?ー(彼は生徒ではない、ですよね?)
Yes,he is.(??????)
No,he isn`t.(??????)
さて上のハテナの部分はどうなるでしょうか。日本語の感覚で行くと、彼は生徒ではないですよねと聞かれているんですから、
①はい、生徒ではありません。
②いいえ、生徒です。
というどちらかで答えることになります。この①②を素直に英語に直してみると、
①Yes,he isn`t.
②No,he is.
となってしまいます。今までの英語学習で
「イェス、ヒーイズントゥ」「ノーヒーイズ」って言ったことってないと思いますし、違和感アリアリですよね。そうです、こんな英語な存在しないのです。つまり日本語と同じ感覚で答えてしまうとこのケースでは間違いになってしまうんですね。
ではどう答えたら良いのでしょうか。
大抵の参考書には、答える内容に応じて答えを決めると書いてあります。
つまり答えの内容に着目して、
彼は生徒だと言いたいときは、素直にYes,he is.
彼は生徒ではないと言いたいときは、No,he isn`t.
になるということです。
これは分かりやすいですね。
ここで大事なことが分かります。それは何かというと、
彼は生徒ですと答えたいときは、必ずYes,he is.と答えているということと
彼は生徒ではないと言いたいときは、必ずNo,he isn`t.と答えているということです。
何が言いたいのかというと、付加疑問文がどんな形であれ、答えの方法は普通の疑問文の時となんら変わらないということです。以下の表を見てください。
普通の疑問文 | 付加疑問文① | 付加疑問文② | |
Is he a student? | He is a stunent,isnt` he? | He isn`t a student,is he? | |
彼が生徒の時 | Yes,he is. | Yes,he is. | Yes,he is. |
彼が生徒でない時 | No,he isn`t | No,he isn`t | No,he isn`t |
答えるときは、
彼が生徒なら、Yes,he is.
生徒でないならNo,he isn`t
になっていますよね。ということは、付加疑問文はややこしいことは考えずに、中学①年生で習った、一番簡単な疑問文「Is he a student?」ということをややこしい形にして聞いているだけなのです。
ですから、付加疑問文が出てきたら余計なことを考えずに、「~ですか??」というシンプルな質問をしているんだという風に考えましょう。いちいち~ではないですよね?とか考えていると頭が疲れてしまうので。
今回は付加疑問文を例に考えましたが、否定疑問文のときも考え方は同じです。とにかくシンプルな質問をしているだけなんだと考えるんですよ!!
【練習問題】
He is a doctor,isn`t he?
He isn`t a doctor,is he?
Isn`t he a doctor?
上の3つの文章は、全て「Is he a doctor?」 をややこしくしているだけだと考えます。
ですから、答えるときはどれも
彼が医者の時➔Yes,he is.
彼が医者でない時➔No,he isn`t.
になります。付加疑問文、否定疑問文はただの疑問文を複雑な形にしただけだと考えると楽に解けますね!!
ということで今回は疑問文についての記事でした!
最後までお読みいただきありがとうございました!!(^^)