えねぐーの日記

高校受験英語についてのブログです

~中学生よ、紙の辞書なんて絶対買うな!~ 英語は辞書より単語帳!

こんにちは、英語塾講師のえねぐーです。

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今日は以下のような質問を受けたので、辞書について書いていこうと思います。

 

 

「先生、英語の紙の辞書と電子辞書ってどっち買うのがいいですか??」

 

中学生になって英語を習い始めたばかりのみなさんは気になりますよね。

また親御さんもお子さんに辞書を買ってあげたほうがいいのかしら?と気になっているかもしれません。本日はそんな悩みに対する回答を塾講師のえねぐーがいたします。

 

 

まずいきなりですが結論を書きます。

「受験を見据えた時に、中学生は辞書を購入する必要はありません!!」

どうしても必要になったら中学校の教室に置いてあるのを見ましょう。本棚に一冊くらい置いてありますよね。

 

私が思う正解は、

≪STEP1≫

高校受験用の英単語帳を一冊買う。

 

≪STEP2≫

大学受験用の電子辞書を買う。  

 という方法です。

 

 STEP1をきちんとやって、物足りなくなったらSTEP2へ移って下さいね。

 

※そして一番やってはいけないことは中学生用(高校受験用の)の電子辞書を買うこと!理由は最後に書きますね。

 

 

 

まずみなさんは何の為に辞書を買うのでしょうか?辞書を使って単語を覚えようとする人はなかなかいないでしょうから、当然知らない単語や発音を調べるために買うのだと思います。その時にどんな辞書が良いのでしょうか?いくつか大切な要素を挙げていきましょう。

 

 

①持ち運びがしやすいこと

みなさんいつも自分の部屋だけで勉強するわけではないですよね。むしろ自分の部屋ではなかなか集中できないから図書館や、塾の自習室なんかを使っている子も多いと思います。その時に重い辞書を持っていくのってすごく面倒だと思います。なのでなるべく軽くて小さい、だけど情報がしっかり入っているものが理想です。

 

カッコつけて重くて分厚いものを選ぶと、家の本棚を占領するだけになってしまうのでよく注意して買うようにしましょう。今の時点で、国語辞典が家の本棚でホコリをかぶっている人は要注意ですね!そういう方は英和辞典も面倒臭がって引かない可能性が高いです!宝の持ち腐れとならぬよう気をつけましょう。

 

 

②適切なレベルであること

例えば中学1年生なのに、いきなりジーニアスのような高校生が使うような分厚い辞書を選んでしまうと、説明は難しいし、辞書に書いてある記号の意味さえよく分からないと思います。

例えば名詞の前にCとかUとか記号がついていることがありますが、なぜこのような記号がついているのか?ということを詳しく解説してくれている辞書でないと最初の辞書としては不向きですね。こうなると辞書を引くだけで疲れしまい、勉強をしたつもりになってしまうので要注意です。

 

 

 

③なるべく安いこと

せっかく何千円かするものなのだから、自分の学力を高めてくれるものがいいですよね。なるべく費用をかけずに大学受験まで対応できる辞書がベストなはずです。

 

 

④発音がわかること

紙の辞書だと発音記号は書いてありますけど、見てもいまいちわからないですよね?なので音声を聞けることはとっても大事です!

 

 

 

 

 

ということで今回は私が思う単語を調べる時の4つの大事な要素を書いてみました。ではなぜ私が

 STEP❶高校受験用の英単語帳を一冊買う。

⇒STEP❷大学受験用の電子辞書を買う。

という2つ段階を勧めるのか説明しますね。

 

 

 

 

≪STEP❶≫高校受験用の英単語帳

まず、みなさんが調べたいと思う教科書や問題集に載っている英単語はほぼ全て高校受験用の英単語帳に載っているはずです。そしてそれらは入試に出てくるような大事な意味、よく使われる意味だけ載せてくれているのでとてもシンプルで分かりやすいです

 

故に辞書みたいにごちゃごちゃしていないので、やる気を奪われることも少ないです。更に最近の単語帳は音声を聞けるものがほとんどなので正しい発音を学べます。ですから中学生は辞書ではなくて単語帳を買うのがベストです!!

 

 

単語帳は以下のものがお勧めです。全て音声がタダで聞けるのも辞書と違ってとてもいい所ですね!

 

 

システム英単語中学版

大学受験で有名なシステム英単語の妹版。ちょっと高いがCD付きなので許せるレベルかと思います。

 

システム英単語中学版

システム英単語中学版

  • 作者:霜 康司
  • 発売日: 2014/11/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

②中学英単語ターゲット1800

こちらも大学受験でおなじみターゲット1900の妹版。値段がかなり安いのでこれが一番コスパが高いです。

 

 

 

 

③世界一わかりやすい中学英単語

スタディサプリのカリスマ講師関先生が書いた中学生向け英単語帳。それぞれの単語の解説が深く、丸暗記が嫌いな人向け。ただし収録語数が1100と他の3つより少なめ。これ1冊では難関高校入試には不安が残る。高校入試に対応するにはこの本の続編があるのでそちらも必要になりますね。その場合は2冊になるので少し面倒かも。

 

高校入試 世界一わかりやすい中学英単語

高校入試 世界一わかりやすい中学英単語

  • 発売日: 2016/03/10
  • メディア: 単行本
 

 

 
 
 
 
キクタン中学英単語
徹底的に音にこだわっている単語帳、キクタン。チャンスというリズムに乗って自然と単語が覚えられます。さらに良いところは、キクタンは、
中学英単語→Entry→Basic→Advanced→Superと連続して上のレベルまで用意されているので効率的に大学受験を見据えた単語力を養成してくれます。もし私が中学生に戻ったならこれを選ぶと思います!

 

 

 
 

 

 

どれも見ても分かる通り1000円台以下で、辞書ほど高くないです。中学生用の紙の辞書を買っても数年で使わなくなるし、重くてかさばるし、値段が割と高いんですよね。単語帳なら大きさも普通の本くらいなので、毎日カバンに入れても邪魔になりません。ですから私は中学生用の辞書を買うより、まず英単語帳を辞書替わりに使って、英単語帳を一冊完璧にすることが大事だと思います。

 

 

≪STEP❷≫大学受験用の電子辞書

もしあなたが開成高校慶應女子高校を目指すことになったり、高校生になったりしたら、上の単語帳では物足りなくなってくるでしょう。そうなったら満を持して大学受験用の電子辞書を買いましょう。これは値段が数万円するのでとても安いとは言えないですが、英英、英和、和英、国語辞典、社会、理科、数学の公式などなどありとあらゆるものが入っているので絶対に買うべきだと思います。私は進学校に通っていましたが、電子辞書を毎日学校に持ってきている人はとても多かったです。それくらい高校生になるとよく使うということですね。ですからSTEP❶で単語帳を一冊完璧にした後は電子辞書で知らないものを調べるようにしましょう!

 

 

お父さんとお母さんには、

「勉強頑張りすぎて自分は普通の単語帳では物足りなくなってしまったんだ‼

だからもっと勉強するために電子辞書をが必要なんだ!」

 

ということをきちんと説明して納得させましょう。大人は子供が頑張っているところを見るのが大好きなのでそこを上手にくすぐってあげるんです。 単語帳適当に開いて「自分にテストしてみて!」なんて言うのもお勧めです。「お前ホントに全部覚えたんだな!偉いな!」という流れで買ってくれるかもしれませんよ。

 

 

 

最後になぜ中学生用の電子辞書を買うことがいけないかというと、高校生になったらガラクタになってしまう物に何万円かけるのは勿体なすぎるからです(´;ω;`)

 

本日は辞書と単語帳について書きました。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

 

 

 ↑ それでもどうしても紙の辞書が欲しい人向けです(^^)

 

 

 

By whom~ を用いた受動態の作り方!「だれによって~されるか」 

こんにちは。

今日は受動態の発展編である『By whom~ 』を用いた表現の作り方を解説します。中学生だけでなく、高校生にも役に立つはずです!参考書ではなぜそのようになるのかの成り立ちを説明していないことが多いので是非参考にして下さい!

 

では早速作り方を展開していきます。

 

①Tom invented the machine.(トムはその機械を発明した。)

これはただの過去形ですね。  次に受動態にします。

                          

②The machine was invented by tom.  (その機械はトムによって発明された。)

次にこれを疑問文にしてみます。       

 

③Was the machine invented by Tom?  (その機械はトムによって発明されましたか?)    

ここまでは難しくありません。ここで③の文章では、質問する人はトムがその機械を発明したのではないかという予測が立っていますが、全く見当がつかない場合は皆さんなんていう風に質問しますか?

 

「誰によってその機械は発明されましたか?」

 

ですね。普通の疑問文から疑問詞を用いた疑問文にするには、

①分からないところを疑問詞に変えて、

②置き換えた疑問詞を文の先頭にくっつけるという方法で作ります。

 

よってTomを疑問詞に変えたいのですが、ここで問題になってくるのが③の文でのTomの格です。ここでのTomは前置詞byの目的語となっているので、目的格となっています。簡単に言うと、③の文章のTomは目的格なのです。

 

人の目的格(誰に、誰を)を疑問詞に変化するときはwhomかwhoを使います。以下の写真の上の図表の、右上のマスを参考にしてみて下さい。

f:id:juniorhighschoolenglish:20170411084151j:plain                      INSPIRE総合英語 改訂版より

          INSPIRE総合英語―高校英語の総合力完成 (シグマベスト)

 

 

よって、

Was the machine invented by whom?(Tomをwhomに置き換えた状態)      ⇒❶Whom was the machine invented by ?(whomを先頭に持ってきて完成!)

 

   Was the machine invented by who?(Tomをwhoに置き換えた状態)          ⇒❷Who was the machine invented by ?(whoを先頭に持ってきて完成!)

 

という2タイプの文が完成しました。ところで、❶の文章は、後ろのbyを先頭に持ってくることも出来ます。そうすると、

By whom was the machine invented ?

 

という3つ目の文章の完成です!これで3つのタイプの受動態が完成しました(^^)/

このようにプロセス(過程)を重視すれば簡単に作れるので是非自分で作れるようにしてみて下さい!何か不明な点があればコメント欄へお願いします!本日もお読みいただきありがとうございました☺

 

 

INSPIRE総合英語―高校英語の総合力完成 (シグマベスト)

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  • 作者:敏, 萩野
  • 発売日: 2012/02/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

おすすめですよ!

 

 

 

 

 

~覚えられないなんて言わせない!~ 不規則動詞の覚え方

こんにちは。エネグーです。

今日は不規則動詞の覚え方について書きます!

 

みなさん中学3年生になると受動態や現在完了の単元で過去分詞系が必要になってくるので、不規則動詞の変化表の暗記が必要になります!教科書とかの後ろについてるやつですね!

 

ではこの100個くらいある変化表ですがどうやって覚えたらいいのでしょうか?

 

答えはリズムで覚えるです。例えばknow-knew-knownだったら、ノウ、ニュー、ノウン!と10回くらい唱えればすぐに暗記できます!

他にも、take-took-takenだったら、テイク、トゥック、テイクン!とひたすら唱えます。

 

つまり変化表は横方向で覚えるんです!まず意味を覚えて、その次に過去形を覚えて、最後に過去分詞形を覚えるという縦のやり方は絶対NGです!

 

それから、現在分詞は過去形、過去分詞系とは分けて覚えた方がいいと思います。現在分詞を混ぜると途端に語呂が悪くなって暗記しづらくなってしまいます泣。

 

ということで、ひたすら唱える!何も見ないで唱えれるようになったら、次にスペルを覚えるという方法を取ってみてください!!もし発音が分からないものがあったら学校の先生や電子辞書に頼りましょう!

 

本日も見ていただきありがとうございました(^^)/

 

 

早慶行きたきゃ特訓入れ! ~早稲アカから早慶附属高校に行くには!?Part①~~

こんばんは。えねぐーです。今日は早稲アカに通っている人に向けて書きます。

早稲アカは現在早慶高全国一位の実績を出していますが、実際に合格する人は塾生のほんの一部です。

早稲アカに通っているが、このままで早慶に受かるのかな?と思っている中学生やお子さんが早慶に受かるのか心配だという親御さんにはぜひ今回の記事を見ていただきたい思います。

 

 

では行きます。まず早稲アカから早慶に入るには特訓クラスに入ることがなにより大切です。校舎で出来る人に囲まれて切磋琢磨できる環境が特訓クラスですから。先生も早慶を熟知しているので、いろいろな情報を教えてくれるのでモチベーションアップが図れます。

 

では、レギュラークラスからは早慶に受かることは無理なのでしょうか?結論から端的に申しますと、かなり難しい。というかほぼ不可能です。この手のブログだと、レギュラークラスからも早慶に受かることは可能だ!ということを書かれているブログが多いと思いますが、実際にはそのような事例は校舎単位で毎年1人あるかないかという所だと感じます。

 

私がそう結論付けるには2つの理由があります。一つ目は、特訓クラスとレギュラークラスには相当な実力差があるということ。2つ目は特訓クラスからも現実として早慶に受からない子は沢山いるということです。

 

 

まず1つ目に関してですが、中1、中2から中3夏にかけて特訓クラスに上がるチャンスは何度もあります。入塾試験、駿台模試、難チャレなどなど。このチャンスを掴めなかった人が、正直本番の入試で特訓クラスやSAPIXなどの優秀な生徒を押しのけて合格するとは到底思えません。部活を頑張っていたから中3の夏前までは成績が悪かったんだ!という生徒もいるかもしれませんが、その言い訳はほぼ通用しません。夏以降はみんな頑張るからです。

 

 

そして2つ目に関してですが、特訓クラス、同レベルの早慶必勝の内容は非常に濃いです。それにも関わらず早慶全敗の生徒は結構な数で存在します。それゆえ、Rクラスで授業を受けていた生徒がちょっと早慶の過去問を解いたくらいでは太刀打ちできません。

 

 

このような理由から、私はレギュラーから早慶に受かることはほぼ不可能だと思っております。校舎の先生は立場上君が早慶に行きたいんですと言えば、応援するよと言ってくれるでしょうが(もしかしたら実績出してくれるかもしれないし)、現実問題かなり無茶を言っているということを自覚した方が良いです。

 

ですがこのような事実を踏まえてもなおレギュラーから早慶に受かるということを目指すのであれば私は反対しません(そんな権限もないですしね笑)。世の中に100%ということはありませんから。特訓クラスが1日に8時間勉強するなら自分は16時間やるぞとういう気概が夏から半年間続けば合格が見えてくるかもしれません!

 

①では特訓クラスに入ることがなにより重要だということをお話ししました。②以降ではもっと詳しいことを書いていこうと思います!読んでいただきありがとうございました!

 

juniorhighschoolenglish.hatenablog.com